こんにちは、なおです。
現役で小学校教員をしています!

1年生の担任をしてます。まだひらがなを全部,習っていない1年生ですが,どのように音読させたらいいですか?

2年生以降は,当たり前にできる音読ですが,1年生は,字が読めない子がいるので,
指導が大変ですよね。字がまだ読めない1年生でも取り組める音読をお伝えしますね!
1年生にとって大きな声で音読ができることは,言葉や言葉のつながりを覚える上でとても大切なことです。私は,最優先で取り組んでいます。また,自己表現がしっかりとできる子たちに育てるためにもとても大切です!
字が読めない時期の音読は特にここを大切にしました!
- 音読は,楽しいと言う経験をたくさん作ってあげること。
- 平仮名も覚えられるように,文字も抑えて読むこと。
- とにかく先生自身が楽しんで読み,子どもたちの頑張りをたくさん褒めること。
ステップ1 教科書の文の暗唱に挑戦!
最初に声を出す楽しさを味わってもらうため,教科書の短い文を声に出して読むことに挑戦しました。学級の中には,字が読める子もいますが,まだ読めない子もたくさんいます。字を読むことを目的にしすぎると楽しさがなくなるので,大きな声でみんなで読めることを目標にします。
ステップ2 4月の参観日を目標に声を揃える練習を!
声を合わせて読むことは,今後の学習に繋げていくためにも大切です。子どもたちが声を合わせたいともえる動機づけとして,参観日をお勧めしています。「1年生みんなで声を合わせて音読できたら家の人もびっくりするよ!」と伝え,子どもたちの「したい!」「できるようになりたい!」という気持ちを引き出しましょう。練習のやる気も高まり指導がしやすくなります。
ステップ3 ミニ音読発表会いよいよ本番!
参観日に「ミニ音読発表会」と題し,みんなで音読発表に挑戦します!あらかじめお家の人にも「みんなで音読ができたら拍手をお願いします」と伝えておくと良いでしょう。音読後に子どもたちをたくさん褒めて次のやる気に繋げていきましょう!
ステップ4 口の形に気をつけて音読!
国語の単元に『うたにあわせて あいうえお』という教材があります。子どもたちと口の形を確かめながら,大きな声で音読できるように練習しましょう。初めに「あいうえお」口の形を確認した後,文字を指で押さえながらゆっくり音読しましょう。文字を抑えること音と文字のつながりを意識して練習に取り組むことができます。慣れてきたら,全体で音読したり,暗唱したりして声を出すことを楽しみます。
ステップ5 「あさのおひさま」で読み方を工夫して 読む楽しさを
朝のお日様が布団から起きて顔を洗う楽しいしです!詩を声に出して読んだ後,詩の面白さを伝え,言葉や響きリズムに気をつけながら暗唱しましょう。ミニ発表会をすると楽しくなるかもしれません。
コメント