卒業式に向けて①:学級通信より

2024年度(4年生)

こんにちは、なおです。

現役で小学校教員をしています!

山田先生
山田先生

在校生を指導しています。卒業式の呼びかけや歌は、やらされ感があって,

子どもたちがやる気を出せる手立てはないのかな?

なお
なお

そんな時は子どもたちと学級のなりたい姿を考えよう!

なりたい姿を具体的に決めることで,練習のやる気がアップしますよ!

 卒業式も、子どもたちの力を引き出す絶好の機会です。卒業式に向けて、自分のなりたい姿を考えたり、みんなで学級のなりた姿を考えたりすることや、練習を行う中で子どもたちの一生懸命な姿見つけその感動を伝えていくことが大切です。子どもたちが自分物語の主人公となって一人ひとりが活躍できるようにサポートしましょう!
                                  

今回の卒業式では,ここを大切にしました!

  • 自分のなりたい姿を考えること!
  • 学級のなりたい姿をみんなで考えること!
  • 相手意識を大切にすること!
  • 一生懸命な姿を見つけ褒めること!

学級通信①:「4年生のなりたい姿」を考えよう

3月3日は卒業式に向けて、「なりたい自分」や「4年生のなりたい姿」を真剣に考えました!

~4年生のなりたい姿~

呼びかけ:大きな声で感謝の気持ちが心に響くようにはっきり話し、声をそろえる。

歌:綺麗な声で一生懸命、お腹の底から声を揃えて、失敗を恐れずに歌う。

態度:姿勢をよくし、話をよく聞いて、礼儀正しくする。

「なりたい4年生の姿」を考えるときにたくさんの子が自分なりにみんなの意見をまとめてなりたい4年生の姿を紙に書いていました。また、友だちが「なりたい4年生の姿」を提案したときは、たくさんの子が「それいいね!」と受け止めて、なりたい姿がどんどん決まっていきました。友だちの意見を肯定的に受け止めて生かす温かい話し合いができていて、とても素敵でした!あおいさんとあんさんの司会の進め方も上手で、みんなが発言しやすい話し合いができました。子どもたち一人ひとりが「なりたい自分」になれるように、クラスのみんなで「4年生のなりたい姿」を目指せるように卒業式に向けての練習も頑張っていきます!

ポイント!

なりたい自分の姿を考えてから,4年生のなりたい姿を考えるのがおすすめです!

・一人ひとりのなりたい姿を出し合ってみんなでできそうなことを見つけていくイメージです。


学級通信②:「練習の方法」を考えよう

 3月10日は、「4年生のなりたい姿」になれるようにみんなで練習の方法を考えました!「みんなで息を合わせて練習する」、「やってみた後に良いところやダメなところを振り返る」、「歌を録音して聞いてみる」、「朝学習の時間に練習する」など具体的な意見が出てきました!出し合った意見を基に練習の仕方をまとめて、練習の方法は下記のように決まりました!

【呼びかけ】

①みんなで息を合わせて歌う。 ②良いところやダメなところを出し合う。(振り返り)

【歌】

①パソコンで録音する。 ②みんなで聞いて、振り返る。 ③もう一度練習する。

【態度】

・姿勢をよくする。 ・違う話をしない。 ・礼儀正しくする(礼)。

・前を向く。 ・みんなで姿勢を確かめる。

 今日からみんなで考えた練習に取り組んでいきます。4年生の一生懸命な姿で6年生をお祝いして、4年生にとっても6年生にとっても素敵な式にしていきたいです。

 なみさんとりりさんが,初めて司会に挑戦しました!2人が進んで「やってみたい!」と言えたのが素敵!緊張しながらも2人で進行をがんばっていました。また,クラスのみんなも,司会のサポートをしながら,話し合いができていて頼もしく思えました!みんなの頑張りが嬉しいな~。4年生の一生懸命な姿を自分たちでとことん考えて、なりたい姿を実現しようね!

ポイント!

・練習の方法を自分たちで考えることで,子どもたちが,自分たちで動けるようにしました!

司会を誰でも挑戦できる雰囲気作りに努めました。りりさんは,4月,発表で緊張して涙が出てき た子です。この時期になると「次、なみさんと一緒に司会をした!いつ話し合いするの?」と積極的な姿が見られました。司会を先生がするのではなく,子どもたちに任せサポートに徹してきた成果だと思います。私の学級では,司会の役割は板書係に近いです。話し合いはみんなで進めていきます


学級通信③:卒業式に向けて練習を頑張っています。

 朝学習の自習の時間に,1回目の歌の練習をしました。自分たちで,クロムブックを使って,歌っている姿を撮影してテレビに映しながら振り返りをしていました。さっそく話し合った練習に進んで取り組んでいて,素敵だなと思いました。撮影した動画は音が聞こえにくかったそうです。しかし,先生がいなくても,相談をしながら力を合わせて,練習ができていたことが私は嬉しく思います。

               

 授業の時間にも呼びかけや歌の練習を行っています。「もっとゆっくり呼びかけをしよう」「間を空けるのは,一拍がいいんじゃない」と改善できるところに気づいて発言している子たちや,「練習しよう!」「4列に並ぼう!」「校歌の曲を流すよ」など,練習を進めるためにたくさん声掛けしている子たちがいて,私は「そこに気づけるってすごいな」「頼もしいな」「クラスのために動いてくれる子がいて嬉しいな」と感心していました。また,校歌や国歌を歌う際には,口を精一杯空けて歌う子や真剣な目で前を向いて歌う子,声が枯れそうになるぐらい大きな声を出している子がいて,その一生懸命な姿に心を動かされていました。

 一生懸命が一番素敵です!4年生の一生懸命な歌や呼びかけを6年生に届けられたら,きっと素敵な卒業式になると思います。練習を通して「私たちの一生懸命ってどんなすがたなのかな?」ととことん考えて取り組めたら,さらにレベルアップできると思います。全員が納得できる出来栄えの呼びかけや歌で新たな6年生の門出を祝ってほしいなと担任は願っています。

ポイント!

・もちろんその場でも子どもたちを褒めますが,翌日に学級通信でその価値を伝えることで子どもたちの気持ちを確かめたり,学級や友達の頑張りを再確認して,子どもたちを応援します。キーワードは,「一生懸命が一番素敵!」です。この価値を繰り返し伝えていきます。

まとめ

 卒業式に向けて、自分のなりたい姿を考えたり、みんなで学級のなりた姿を考えたりすることや、練習を行う中で子どもたちの一生懸命な姿見つけその感動を伝えていくことが大切です。子どもたちの一生懸命な姿をたくさん褒め,自信を持って進級できるようにサポートしていきたいですね!

  • 自分のなりたい姿を考えること!
  • 学級のなりたい姿をみんなで考えること!
  • 相手意識を大切にすること!
  • 一生懸命な姿を見つけ褒めること!

コメント

タイトルとURLをコピーしました