卒業式に向けて②:学級通信より

2024年度(4年生)
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卒業式練習でも子どもたちの良さを引き出そう!

こんにちは、なおです。

現役で小学校教員をしています!

山田先生
山田先生

子どもたちがやる気を出しても,もし卒業式練習で子どもたちが

失敗してしまったらどうしよう…

なお
なお

そんな時こそ子どもたちの成長のチャンスですよ

失敗し合った経験が子どもたちのやる気をさらに高めますよ!

 どんなに練習をしても緊張で卒業式の全校練習で,失敗することがあるかもしれません。そんなピンチもチャンスだと捉え,子どもたちの主体性を引き出し,子どもたち一人ひとりや学級を成長させましょう!


                                  

失敗も自分たちで乗り越えられるようにするために!

  • 子どもたちに問いかけ考えさせること
  • 納得のいく答えが見つかるまで待つこと

「一生懸命練習してきたからこそ!」:学級通信

 卒業練習全校練習の呼びかけが緊張で上手くいきませんでした。次の時間は,頑張った集会でしたが,「遊びを決める?みんなは,どうする?」と子どもたちに問いかけることにしました。

 きっと子どもたちは,頑張った集会をしたい気持ちでいっぱいだったと思いますが,「失敗しちゃったし,練習しようよ」「体育館で練習できるのは,3時間目が最後だよ」「遊ぶことを考えるのをやめようよ」「優先順位を考えようよ」と話し始めた子どもたち。話し合う中で遊ぶことしか考えられなかった気持ちが少しずつ変わり,みんなで,体育館で練習をすることになりました。体育館で一生懸命練習している姿はもちろん感動したけれど,自分たちで「一生懸命頑張るとはどういうことなのか」とことん考え、自分たちが正しいと思う方を選べたことや4年生みんなで取り組めたことがは担任は嬉しいです。頼りにされる立派な5年生になれそうで頼もしいな〜。本番は緊張せず頑張ろうね!

ポイント!

・卒業式練習の次の時間は,学期末なのでお楽しみ会を予定していましたが,この失敗をチャンスと捉え,子どもたちに「次の時間遊ぶ?どうする?」と問いかけることにしました。もちろん遊びたい子がたくさんいましたが,「練習した方がいいよ!」という子が出てきて,遊ぶのか練習をするのかで話し合いが進みました。何度もつっこみを入れたくなりますが,ぐっとこらえて子どもたち自身で納得いくまでじっくり待ちました。主体性を引き出すためには,待つことがすごく大切です。さらに待つことによって子どもたちの良さをたくさん引き出すことができます。

まとめ

 失敗こそ子どもたちや学級を成長させるチャンスです。焦らず,子どもたちと今までの頑張りを振り返りながら,どうすることが自分たちにとって納得のいくあり方なのかじっくり考えさせましょう。考える過程や自分たちで決められたことが子どもたち一人ひとりにとっても学級にとっても大きな成長につながります。

  • 「どうする?」「どうしたい?」と問いかけてみよう!
  • 話し合いの時は,子どもたちを信じてじっくり待ってみよう!
  • 考えられたこと,自分たちで決められたこと,行動できたことをたくさん褒めよう!

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